2019 高松宮記念 (追記あり)

3番ミスターメロディと6番アレスバローズに注目している。

なぜなら、人気のダノンとルメールロジは外枠で、両サイドを牝馬3頭ずつに挟まれている。ホルモン分泌が盛んになるこの時季、ゲート内に漂う牝馬の芳香?にオス馬として惑わされることがないとは言えない。うっかり8歳♂ヒルディバローが反応しちゃうと6歳4歳がつられて気がそぞろになることはありえる。

牝馬群から離れた内目の枠にいるミスターメロディとアレスバローズは、ともに昨年、中京コースの芝短距離で勝利していて、小倉芝1200でも勝っているように小器用な脚がある。ミスターメロディは3月のファルコンSでアサクサゲンキを下したのが大きいし(アサクサゲンキはいい馬だが、あの敗戦で気持ちが挫けたのか、それ以来パッとしないのが残念である)、CBC賞のアレスバローズは、スプリントの一線級が出ていなかったとはいえ強い競馬をしていて、上位の持ち時計もある。

マイナス点が少なくて人気になっているミスターメロディはいいとして、アレスバローズはデータ的には弾かれる馬だ。そのために下位人気に甘んじている。しかし鞍上は川田。連下どころか連絡みもあるというのが私の見解である。

 

2019.3.24 11:15 追記

ミスターメロディは追い切りを芝で行っている。これは3月ファルコンS(1着)や11月オーロカップ(5着)の追い切りと同じだが、私はポリトラックや芝での追い切りが感覚的に好きではない。ファルコンで結果が出ているのだから杞憂ならいいのだが。

牝馬ではナックビーナスが怖い。レッツゴードンキ陣営の悲願を想うとドンキの3年連続馬券内を願いたくなるが、ナックビーナスはドンキより1歳若いうえ、2走前に58kgの酷量を背負ってモズスーパーフレアの1馬身差(2着)に詰め寄っている。前走で同斤量になり、そこでもまた負けているため評価を落としているけれど、人馬がモズに引け目(負け意識)を感じることなく自分のレースに徹しさえすれば逆転の目もある。